プラチナや銀の価値やゴールドの価値など

積立が投資にもっとも効果を発揮するのは、

(1)短期的には上下に値動きするが、長期的には上昇が期待できる投資対象に、
(2)購入を少額の投資資金に分散して、
(3)長期的に投資する場合です。

毎月一定額を積み立てる「定額積立」の場合、購入するタイミングが分散されるので、「たまたま価格が高いときに買ってしまうリスク」を避けることができます。また、結果的に価格が高いときには少しの量を、価格が安いときには多くの量を買い付けるため、毎月一定のグラム数を購入(定量積立)するのにくらべて、効率的に金を貯めていくことができます。

ちなみに、投資信託の積立は毎月1回、決められた日に1カ月分をまとめて投資するのが一般的ですが、金やプラチナ等はマーケットが世界規模で大きいため、毎営業日に細かく分割して積み立てることが可能です。より平均的な価格で買い付けることができ、さらに購入タイミングを分散させることができます。

プラチナや銀も、金と同様に「貴金属」の仲間です。宝飾品としての需要のほか、産業的な需要や、投資・保有目的での需要があるのも、金と同様です。

ただし、金属としての用途や需要は大きく異なるようです。たとえば金は、宝飾品向けの需要が全体の47%を占めているのに対して、プラチナは28%、銀は16%(コイン・メダル等を含めても25%)しかありません。

プラチナ・銀は宝飾品向けよりも産業用としての需要が大きく、とくにプラチナは自動車触媒としての需要が全体の45%を占めています。自動車触媒とは、自動車の排気ガスの有害成分を浄化する装置で、プラチナはパラジウムやロジウムといった金属と共に使われ、排気ガスから一酸化炭素や窒素酸化物等の有害物質を除去するのに使われています。

またプラチナの有史以来の生産量は金の30分の1以下しかなく、希少性は金を上回ります。生産国は南アフリカとロシアで全体の90%を占め、他の貴金属に比べて偏りが大きいのが特徴です。このように、プラチナは金とくらべて需要と供給の偏りが大きく、主要な生産国や消費国の政治・経済の動向によって価格が大きく変動する傾向が強いといえます。

銀については「銀塩写真」という言葉が示すように、写真フィルムの感光材料に使われており、以前はその需要が大きな割合を占めていました。しかし、デジタルカメラ全盛の時代になり、写真フィルムの需要は減少の一途をたどっています。一方で銀は金属のなかで最も電気を通しやすい性質があり、エレクトロニクスを中心とした産業用の需要が拡大しており、大きな需要構造の変化が起きています。また、一般的に金に比べて値動きが激しい特徴があります。

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